ハイイールドって何?iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(1497)を調べてみた

2021年3月6日土曜日

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 こんにちは、dです

前回に引き続き配当回数が多いETFの中からどんなETFかを調べています!
今回は、『iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債』を見ていきます。

まずは商品概要から

このETFは、『Markit iBoxx米ドル建てリキッド・ハイイールド指数』に連動することを目指すETFであり、この指数は米ドル建てで流動性のあるハイイールド債で構成されています。
ハイイールド債とは投機的格付け債とも呼ばれ、金融商品の信用度合いを評価する格付け会社が債券に対して付与する格付けが『BB』以下のもののことを指します。
格付けがBB以下に指定されると、格付け会社から財務状況や履行状況に問題・懸念材料があるとみなされ、一般的にデフォルト率(債務不履行)が上がると言われています。
つまり、あまり会社としての状況が良くないことを意味します。

利回りについては、4%を超えています。
ただ、格付けが低い=倒産の可能性がある会社の社債を買ってもらうためには、利回り(利息)は高くしなければいけないため、リスク相応にも感じます。

組込国を見てみると、ほとんどがアメリカの会社かつ格付けはBB・Bが大半であり、アメリカの財務に心配があると評価される会社の社債に投資することになります。

実際の組込会社としては、スプリントやフォードなどの聞いたことのある会社の社債が組み込まれています。
ETFの公式サイトで確認すると2021年3月4日時点で、のべ1300社の社債を組み込んだETFとなっています。

以上、iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(1497)の中身紹介でした。

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